芋掘り大会2025での大きな収穫・小さな誤算
- 靜哲人(しずか・てつひと)
- 16 時間前
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善福寺川ランナーズ恒例行事、芋掘り大会が今年は6月23日(日)に開催されました。「恒例行事」とは言っても会場は南部会長が個人で借りている杉並区の区民農園。つまり会長が汗水垂らして育てた農作物を当会会員に無料で収穫させてくださるというなんとも勿体なくも有り難い行事であります。
私は当会に入って3年目ですがこの芋掘り大会には参加できておらず、今年こそはと意気込んでいました。セキレイ橋から出発して環七まで行ったら折り返して南部農園に向かうという予定とのこと。当日は絶好の好天。セキレイ橋7:00に間に合うには私の自宅を6:30に出る必要があるのですが当日出るのが5分ほど遅くなり、セキレイ橋集合を諦め、逆走して途中でインターセプトする計画に変更。相生橋に到達したのが7:00少し前。で上流に向かって走り出すとほどなく当会のランナーズ集団に遭遇。先頭を走っていたSさんに挨拶すると「だめだよ〜逆走してきちゃ〜!セキレイ橋まで行って、追いかけてこなきゃ〜!」
実は3年前当会に入って2回目参加時、セキレイ橋に6:50くらいに着き、善福寺川下流に向かって走る当会メンバーズを目撃した私は、置いていかれたと思い、追いつこうと5:30/kmで走っても走ってもメンバーの背中は見えず、「みなさんなんて速いんだ...」と思いながら結局一周15キロ一人で走った、という涙(?)の黒歴史があります。(実際には私が目撃したのはウォームアップ中の姿で、メンバーはまだセキレイ橋7:00出発していなかったので、実際にはメンバーは私のはるか後ろを走っていたわけです。)それ以来Sさんはそのことをネタに私をイジってくれるのです(有り難い笑)。
この時点で走っていたのは9名でしたが、さまざまな理由で「オレはジャガイモ掘りより一周だぜ!」というストイックな(?)3名とは環七で別れ、6名で浜田山南部農園を目指しました。到着した頃には好天を通り越して炎天。南部会長が掘り方を実演してくれると土の中から驚くほど多くの数のジャガイモが!お〜おもしろい!それぞれ軍手をした手を柔らかい土に突っ込んで掘り起こせば、大小の芋が出るわ出るわ。スーパー等ではあまり見ないようなこぶしより大きいものも含めてジャガイモがゴロゴロ!これだけ土が柔らかいということは土作りの結果なわけで、そういう丹念で時間のかかる作業の最後の「イイトコドリ」をさせてもらっているんだという感謝の念が湧き上がりました。
5人がかりで掘った芋を新聞紙に並べてみると結構な数です。収穫が一段落したところで鉄の心臓・南部会長がいつものように近くの方に依頼して、はいポーズで記念写真をパチリ。仕上がりを見ると、自らの手で掘った芋を前にみんな満面の笑みです。
掘った芋は数とサイズが概ね均等になるように分けたのですが、芋が多すぎて持参したトレランバッグファスナーが閉まらない〜!という嬉しい悲鳴もありました。現地解散してそれぞれ自宅に(走って)帰ったはずですが、荷物の重さもこの日ばかりは嬉しかったのではないでしょうか。あの日持って帰ったメンバーの食卓はみんなジャガイモ料理が並んだと想像します。私自身はポテトサラダを作って美味しくいただきました。自分で掘ったジャガイモの味はまた格別ですね。私はジャガイモ好きなのでこれからしばらくふんだんに使えると思うと大いに満足です。(さらに当日は南部会長企画・編集による『名城50選から知る日本』という大変立派な冊子もお土産にいただきました。勉強になりそうです。)南部会長、改めましてありがとうございました!
小さな誤算は泥汚れのしつこさでした。いつもどうせ汗だくになるランニングなので何も考えずに水戸黄門漫遊マラソンの白いTシャツを身につけて行ったのですが、見事に白地にこびりついた泥汚れは普通の洗剤ではなかなか落ちず、結局漂白剤を使ってなんとか目立たなくなりました。次回参加する時は濃い色のシャツがよさそうです(笑)。
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