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初めての駅伝

  • 北川 薫
  • 10月11日
  • 読了時間: 3分

 

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 10月5日、善福寺川ランナーズの先輩方と東日本駅伝(5キロ×2人、3キロ×2人の計16キロ)に参加してきました。参加者は2チームで、第1チーム(出走順)が南部さん・佐原さん・小池さん・佐藤さん、第2チーム(出走順)が重永さん・羽山さん・北川・南さん、計8名です。加えて重永さんの奥さまも応援に駆けつけていただきました。前日は雨で雨の日に走ると靴が重くなり、靴下が濡れて気持ち悪いし憂鬱でしたが、当日は朝から晴れてほっとしました。


 走ることが得意ではないのに誰かと競走するなんて、たぶん高校の体育祭以来です。「駅伝はスピード練になるよ」と南部さんから声をかけていただき、参加します!とお返事をしてから、ゆっくり長距離しか走っていないことに気がつきました。そのうえ、重永さんからは「とにかく全力で走れば大丈夫、速さは求めないけど後悔はしたくないよね、自分が」と励ましなのか脅しなのか分からないお言葉をいただき…皆さんに迷惑をかけてはいけないので、8月後半から週1回(それが精一杯)、インターバル走をランキーパー(アシックスのランニングアプリ)のアナウンスに従って続けました。速く走れるようになったのかはよく分かりませんが、速いととにかく苦しい、ということだけは分かりました。


 第1走者の南部さんと重永さんのスタート前に、みんなで円陣を組み、「優勝するぞ!おー!!」。まわりのランナーが振り返って注目を集め、私はとても恥ずかしかったのですが、重永さんは「優勝!って言うのはただじゃん」って。


 号砲でスタートするお二人を皆で見送り、深呼吸ができないくらい緊張しながら羽山さんを待ちました。あっという間に羽山さんが戻ってきて、たすきを受け取り必死でした。1人、2人…と抜き去るたびに、あとからこの人たちみんなに抜き返されることになったらどうしようと心配になったときに、ちょうどいい感じで駆け抜けていくお兄さんがいたので、その人に張り付いて走ることにしました。前に南部さんや中西さんから、「ペーサーになる人を見つけてその後ろを走り続けるんだよ」と言われたことがあったので、こういうこと?と思いながらお兄さんのナイキだけを見て走りました。苦しいけれど何も考えず・・・。


 たすきを取ってもいいですよーっという最終コーナーのアナウンスで、やっとゴールを意識しました。最後に絶対このお兄さんを追いこしたい、と歯を食いしばりひどい形相で南さんにたすきをつなぎました。走り終わったあとは息ができないくらい苦しいのに清々しくて気持ちよくて、まわりの知らない人たちもみんな笑顔。不思議な感覚でした。あの胃が痛くなるような緊張はすっかり消えていました。


 2月に走り始めて、5月に善福寺川ランナーズに入り、先輩方を追いかけて5ヵ月。3キロ走っただけの私ですが、こんな世界を知ることになるとは思いもしませんでした。スマホを取り出す余裕がなかったので、自分のタイムは不明ですが、後悔なく走りきりました。とても楽しかったです。


 最後に、駅伝参加の選手の皆さん&重永さんの奥さま、ありがとうございました。1人では絶対こんなに必死に走れませんでした。今後ともどうぞよろしくお願いします。




 
 
 

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