時そば哲郎 〜事前会計のお願い〜
- 水木 淳子
- 11月21日
- 読了時間: 2分
更新日:11月21日

(「時(とき)そば」…定番の古典落語。蕎麦屋の会計時の会話:小銭を数える客「ひい、ふう、みい、四、五、六、七、八、いま何時(なんどき)でえ?」、店主「へい、九つ(正午のこと)でえ」、客「十、十一、…」と、勘定をちょろまかす話)
ご無沙汰しております。故障中につき朝練にもイベントにも顔を出していない受付会計係の戯言をひとつ。
昨年の忘年会で受付会計係を任じられてからと言うもの、当会の宴会は手に汗握る仕事のひと時になりました。花見は開催日が3月末から4月第1日曜に戻ったため、前年より6名多い28名参加の大盛況。全員の力で開催するので大忙しです。買い出しの清算、車出しや椅子提供などの尽力への謝礼、買い足し清算、飛び入り参加の受付…。受付のプロYさんと前任者Eさんが手際よく補助してくれたものの、私はもたもた。宴会残り30分になっても最初に受け取ったビール缶はひと口しか飲んでなく、よそっていただいた紙皿にはほとんど手をつけてない食べ物がこんもり盛られたままでした。思えば前任Eさんは、宴席とは離れたベンチで優雅にニコニコ受付会計していました。見習いたいものです。
次は暑気払い。貸切の店で一律の会費を集めて支払うだけだから、宴会が楽しめるだろう…と思いきや、皆さんが続々と集まっているのに、受付に必要な名簿を持っているK.T郎さん(以下敬称略)が現れません。仕方なくK.T郎不在のまま受付を開始して、支払った人の名前を紙に書いていきます。Cさんと分担してさばきますが、マジで大変です。さて、そんな中K.T郎が登場して名簿を渡されました。今度は名簿の支払い済みの方の欄にチェックを転記していきます。その間にも新たに受付しなければなりません。ああ˃̶͈̀ロ˂̶͈́💦・・・。
合間に集まったお札を数えます。ひい、ふう、みい…と数え始めるとK.T郎に話しかけられて応えます。あれ?何枚だっけ?また数えます。ほとんどの方が会場入りしたところでもう一度お札を数えます。ひい、ふう、みい…ここでK.T郎が話しかけてきます。応えます。あれ、何枚だっけ?最後に来た方の会費を受け取ってもう一度数えます。ひい、ふう、みい…K.T郎が話しかけてきます。無視4、5、6、7…。よし、合ってます。宴もたけなわ、店に支払いをする段になって、繰越金からの補助を加えてもう一度数えます。ひい、ふう、みい…K.T郎が話しかけてきます。無視。よし、支払い完了です。
当会の受付会計はこのように妙に大変です。事前会計にご協力をお願いします。
なお、K.T郎さんは宴会時に今にも孫姫が産まれそうだったそうで、その後無事この世に生を受けました。おめでとうございます。お後(あと)がよろしいようで。
























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