草レースも燃える
- 中西 俊秀
- 2022年7月10日
- 読了時間: 2分
「草レース」とは多摩川や荒川河川敷などで小規模で低価格で開催されている5~30kmや、時々フルのレース。公式記録にはなりませんが、2~3kmおきに給水などもあり、タイムも正確に測定はされています。これまでも「こりゃ多摩ラン」「板橋月例チャレンジ」「季節の荒川ハーフ」などに出場してきました。特にコロナ禍の時期は大きな大会が中止になる中、対策をして細々と継続され、私はモチベーションの維持や大会の練習用にしばしば利用してきました。(写真は草レース開催団体(SPORTS WIZ)のレース一覧)
今年から「季節の荒川」では、10歳刻みの男女別、年代別の1位になると次回招待選手として参加費無料になるという特典が付与されました。私は2/6(30km)、4/10(ハーフ)、6/5(ハーフ)、7/4(10km)と出場していますが、70歳代は私一人か多くて3人しかいないので幸い常に1位。2/6に3500円払っただけで、その後のハーフ(3000円)、10km(2500円)は全て無料となっています。というわけで「季節の荒川」を愛用しています。
皆様も如何ですか? 意外なエピソードもあります。
6/5のハーフは男女40人余りの参加者で70台男子が珍しく3名でした。往復5kmのコースなので9回の折返しがあり、メンバーをチェック。他の70代男性がかなり遅いことが分かると後はマイペース。いつも中だるみしやすい中盤になった時、100m以上前方を走る女性ランナーがシニアであることに気付き、負けるわけにいかないと闘争心に火が付き追走することに。残り500mの地点でやっと追いつき、少しスパート。14秒の差をつけてゴール。ゴール後、挨拶をして完走を讃えたが、私が75歳だと明かすと彼女は目を丸くして、自分は60代前半だと。その時はそれで終わった。
先日7/3に私は10kmに出場。彼女は前回同様にハーフに出場していたが、スタート前に前回の後日談を話してくれた。6/5のレース後、友達と銀座で会う約束があり時間があったのでデパートに立寄ったらしい。やはりレースでラスト500mを年寄りについていけなかったことのショックで気持ちがモヤモヤしていて、ジュエリー売り場でなんと数十万円のネックレスを衝動買いしてしまったそうです。
私のラストスパートはまさに値千金!? その責任を迫られたわけでもありません。

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