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多摩川に桜散る:私の初ウルトラマラソン

  • 佐原 匡
  • 2024年4月23日
  • 読了時間: 2分

今シーズンは好調でした。10キロで45分を切り、フルマラソンでサブフォーを達成し、そして集大成として選んだのが4月14日の多摩川ネイチャーマラソン100キロでした。東横線多摩川駅付近をスタートに、多摩川河口付近から50キロ上流の福生までの往復。我が家から日帰り可能、というのが選んだ理由です。


初めてのウルトラマラソンということで、入念に戦略を立てました。本マラソンはエイドが10キロ毎と少なく、提供される食べ物は最低限であること。つまり、水分と食料を携帯する必要があるのです。ウェブ情報によると、100キロ走の消費量として、水分は500mlのペットボトルで10本、カロリーは5000kcal。

さすがに水分はエイドにあるので、携帯するのはエイド間で走りながら飲む分、そして数千カロリー分の食料品。高カロリーで軽い食品で、トレランザックを含め、2キロほどの重さに抑えました。次にスピードです。平均キロ7分ならば、トイレ休憩やエイドでの時間ロスを含めても制限時間の13時間に収まります。そこで、前半6.5分、後半7.5分のペース配分としました。


当日、電車の中で大福を2個食べ、準備万端。現地到着の20分後にはスタートです。総勢118名。スタートでの待ち時間が少なく、参加人数もそれほど多くないのは理想的です。ただ、最大のリスクは気温でした。この日は25℃を超え夏日になったのです。しかもコースの大半が多摩川堤防、つまり日差しを遮るものが何もないのです。

いよいよ朝6時、スタート時間。私は予定より早めのキロ6分で走り始めたのですが、皆さんの早いこと。結局、集団に一度も入ることなく、一人旅が続いたのです。ただ、計画通りのタイムは50キロまででした。何とかしようと、頭から水をかぶること3回。スポートドリンクばかりでは口が受け付けなくなり、コーラを飲んだりと、工夫したのですが、その後は、少し走っては歩き出す、の繰り返しでした。

当然、タイムは落ちる一方。私の初挑戦は、70キロ地点でのタイムオーバーで終わってしまいました。別に暑さのせいにするわけではありませんが、完走率は、昨年54%(最高気温20℃)が今年42%(同25℃)とのこと。完走の楽しみは来年に持ち越されることになりました。


最後に嬉しかったことを追記します。今年は桜の開花が遅かったせいか、多摩川の桜は、世田谷区ではほぼ葉桜だったものが、福生では満開、と数時間の間に季節の移り変わりを楽しむことができました。

 
 
 

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