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「東京2020 ボランティア体験記」
- CN
- 2021年9月19日
- 読了時間: 2分
9月5日のパラリンピック閉会式をもって、東京2020大会は終了しました。
2019年初めにボランティア登録して以来、幾多のオンライン研修やテストイベントを経て遂に迎えた本番ですが、直前までトラブルが絶えず、本当に参加して良いのか内心不安と葛藤で悩みました。
それでも参加を決めたからには、「バブル」内外を行き来するボランティアがウィルスを媒介してはならないと、ワクチン接種やPCR検査を受け、細心の注意を払いつつ臨むことに…。
パラ柔道の会場となった日本武道館での私の担当任務は、VIPラウンジと専用観覧席での要人対応でした。
IPC、大会組織委員会の両会長を始めテレビで見たことのある方々にお会いして、それなりに楽しい活動になりました。
結果的には、爆発的な感染者増により首都圏の医療体制が逼迫するなど今後の課題となる点はありましたが、制約が多い中でも、参加した多くの選手達に楽しんでもらえる大会となったことは、開催した甲斐があったと思います。
もうひとつ良かった点は、杉並区など一部の区でパラリンピックの学校観戦が実施できたことです。
超人的な活躍を目の当たりにしたことは、これからの共生社会を担う子供達にとって生涯忘れられない衝撃を与えたことでしょう。
困難な状況を乗り越え、世界規模のイベントを開催した経験をこれで終わりにせず、問題点を見直し、改善策の検討を重ねることにより、今後に生かされる貴重なレガシーが産まれることを期待しています。



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