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「真夏の夜の夢」宣言

  • 佐原 匡
  • 2024年8月13日
  • 読了時間: 3分



人生のマジックアワーを迎えている私ですが、残された目標が2つあります。2024/25年のシーズンを前に悔いを残さないよう、ここに宣言しておきます。


第一にフルマラソンでのサブ3.5。我が心のライバルである井上咲楽さん、そして山中伸弥氏に追いつきたい一心です(もちろんメンバーの中西さんや南部さんも)。ここで、今年1月のサブ4レースを振り返ってみます。実は本番2週間前に3日ほど寝込み、ぶっつけ本番状態だったのですが、最初の1キロが5分10秒、30キロまでは5分30秒をキープしました。ただ、これならサブ4は大丈夫だな、と思うと、急に気持ちが守りに入ってしまったのです。無理せず走り切ることを最優先し、途中のエイドではスタッフの人と談笑したりしてペースも6分前後に落ちてしまいました。これではサブ3.5は無理です。ここで思い出したのが、故小出義雄監督の言葉「マラソンは30キロ過ぎで一番速く走らなくてはいけない」です。私にしても、今年6月、30℃を超える中、ハーフマラソンで1時間45分を切った時には、最後の5キロが最も速かったのです。

・戦略:前半はキロ当たり5分10秒、後半は4分50秒を目途とする。

もっとも次回エントリーしているのは10月27日の水戸マラソンです。自己ベストを出すのが難しいコースだと聞いています。あとは天の力を頼るばかりです。


第二にウルトラマラソン完走です。本ブログにも書きましたが、多摩川100キロマラソンの雪辱です。参考になるのは、その時完走した中で最下位の人のペースです。40キロまでは6分ベース、その後は緩やかにペースが落ちて、最後の20キロは10分前後でした。

・戦略:50キロまでは6分台で走り、80キロまでは歩かないこと。

そして栄養補給食です。このレースは参加費が安い為か、あまり食べ物が用意されません。つまり、自分で携帯する必要があるのです。荷物が重くなるだけではありません。前回は、高カロリー食品を手当たり次第に用意したのですが、そこで分かったのは、食べるのに時間がかかるものは走りながらでは喉を通り難いことでした。ベストだったのが、成形タイプの黒糖でした。口の中ですぐに溶けてくれます。次回はこの一択で攻めたいと思います。


加えて準備段階での秘策、それはシミュレーションです。私は毎日10キロのジョギングを日課としていますが、その最後の2キロ、今自分はフルマラソンの40キロ地点にいるのだと暗示をかけるのです。もちろん10キロ走とフルマラソンでは疲労感は全く違うのですが、それでも足腰はボロボロ、疲労もピークだと思い込み、「頑張れオーラ」を発散するのです。そしていよいよゴールです。幻覚もフル回転です。出迎えてくれるのは、水戸マラソンなら黄門様、多摩川ウルトラマラソンなら2004年以降消息不明のタマちゃん(アゴヒゲアザラシ)です。


最後になりましたが、感動に満ちたパリ五輪のエピソードです。女子マラソンの一山麻緒選手はゴール直後、「皆さんの応援が本当にうれしかった。走っている時は本当に苦しいけれど、『苦しい』ではなく『うれしい』という気持ちで走り切ることができた」、と言っていました。私の場合、このブログを読んで下さっている皆さんがパワーになってくれるはずです。

「真夏の夜の夢」を実現させよう!

 
 
 

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