2024年総括と杉並区健康づくり最優秀賞受賞
- 南部 哲郎
- 2024年12月17日
- 読了時間: 3分
更新日:1月1日

2024年はもうすぐ暮れようとしています。皆さん、今年はどんな一年でしたか?
念願のPB達成?いやいや大撃沈?鳴かず飛ばずの足踏み?故障や病気に泣いた一年?やった!初フル・初ウルトラ完走!ぼちぼち何とか現状維持でいっぱい・・・いろいろあったと思います。
しかし、何とも残念な出来事がありました。8月15日山田さんご逝去(享年70歳)、続いて10月7日鈴木さんご逝去(享年90歳)。はにかみ屋のシャイなお医者さんと、面倒見のいいモテモテ前社長さんが帰らぬ人となりました。無常、世のはかなさを思い知らされましたね。あらためてご冥福をお祈り申し上げます。
さて、今年の漢字は「金」。パリ・オリンピック、パラリンピックでは、我が国選手が大活躍で金メダル・ラッシュでした。そうそう、当会も10月25日に杉並区の「金メダル?」を獲得しましたね。2024年杉並区健康づくり表彰において、栄えある最優秀賞に輝きました!そして広報すぎなみ11月15日号に大きく掲載。12月1日早朝の杉並区の取材クルー対応のメンバー大集合は、30歳代の小川さんから90歳代の鳥居御大まで結集し大賑わい、その夜は忘年会で大いに盛り上がりました。
実は同賞の審査過程においては「世に数多ある走友会のひとつにすぎない」と少し冷ややかな声もあったようです。でも皆さん、私たちは違います。「約50年の歴史と伝統をなめんなよ(笑)」ではありませんが、年齢・性別・職業・経験(走力)を問わず、30歳代から90歳代までの健康で笑顔溢れる仲間たちが集う、それがしぶとく50年近くも単体で生き残っている、そんな走友会は全国的にも稀です。
表彰式のとき司会から紹介があったように、「速さじゃない、距離でもない、若さでもない、健康と笑顔溢れる地域コミュニティ」、それが当会の本質ではないでしょうか。だから表彰されたのかもしれません。
今回の受賞により私たちは、これまでの半世紀の歩みに対する「自信」、と同時にこれからの50年、すなわち100年へと続く道筋への「確信」、この2つをともに共有することが出来たように思います。そして今年亡くなられた山田さん、鈴木さんはもちろんのこと、はるか1976年11月に当会を創設された小磯雄宣さん(当時44歳)、中村昌治さん(当時47歳)など数多の偉大な大先輩たちとも、きっと喜びを分かち合うことが出来たのではないでしょうか。
終わりに皆さんに、人生の核心に迫る問いかけです。健康や幸せとはどんな状態をいうのでしょうか?実は世界保健機構(WHO)がそれを明確に定義しています。「健康とは、肉体的に、精神的に、そして社会的に完全に良好な状態にあること。すなわち、心の通い合った人間関係のなかにあって、肉体的にも精神的にも社会的にもすべてが満たされた状態(Well-Being)をもって健康、そして幸せという」そうです。
どうですか、皆さん。これこそがこれから当会が目指すべき「地域コミュニティとしてありたい姿」ではないでしょうか。さあ、皆さん、ともに走り、歩みを進めましょう!
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