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「走るって何?」

  • 南部 哲郎
  • 2019年9月7日
  • 読了時間: 3分

「走り始めた動機は?」「なんで走るのですか?」…ランナーなら誰でも訊ねられたことがあるはずです。答えは人それぞれ…。あまり公言してませんが私はこう思います。拙い考えですがランニング歴10年強の還暦ランナーの意見として、ご参考いただければ幸いです。

もちろん走る爽快感・達成感等は言うまでもないですが、私の持論として独自の「2つの法則」があります。それは「1/2と2倍の法則」と「純・正比例の法則」です。

 「1/2と2倍の法則」とは、仕事や人間関係にあります。すなわち、「これはいい仕事をした!大成功だ!」「相手にいいことをしてあげた!」と自画自賛する「2倍程度の成果」は、会社や相手からはその「1/2以下の評価や満足」でしかないことが大半です。

 逆に「しまった、失敗だ!」「相手に迷惑をかけた。不快な思いをさせた」との自己評価「1/2程度の反省や後悔」は、相手からみると「2倍以上の不快とダメージ」として受け止められていることが実に多いものです。  

しかし、走ることは違います。走った分だけ、汗を流した分だけ、もっと速く、もっと長く、もっと力強く、走れるようになります。「走った距離は裏切らない」と言いますが、いい汗を流した分だけ、純粋に正比例して成果や満足につながります。加えて、体型がスリムになり心も身体も軽くなり、ご飯も美味しく、内面から溢れ出るセロトニン効果(幸福ホルモン)により、イキイキと活性化される自分を体感することができます。この好循環こそが私の言う「純・正比例の法則」です。さらに、かけがえのない素晴らしいラン仲間達との出会いや体験が人生をいっそう豊かにします。

かつて私は10年以上前に仕事で落ち込んでいた時、夜の丸の内の勤め先ビルを見ながら皇居を意味なくボッチ周回ジョグしていました。一周、二周と走り続けるうちに落ち込んでいる自分がバカバカしくなりました。「よし、次のステージで新たな挑戦だ!」「どこでも何時でも、Passion Lives Here!」なんて元気になりました。これが私の「走り始めた動機」であり「走り続ける理由」です。この複雑な世の中、汗をかいた分だけ正比例して成果を得られる、こんなシンプルで純粋な世界はあまりありません。それが「走る世界」への気づきでした。

この2つの法則「1/2と2倍の法則」と「純・正比例の法則」を上手にバランスよく使い分けすることが「しなやかで豊かな人生」づくりに不可欠ではないかと思います。

 善福寺川ランナーズはそんな「走る世界」を知ってしまった仲間達の集まり。従って、ランナーの喜びも辛さも苦しさも共有することができます。この緑豊かな恵まれたコースで、仲間達と明るく楽しく生き生きと、爽やかランニングで心地よい汗を流しましょう!

 ※写真は私の故郷「世界遺産・道宗道トレランレース」のふるさと納税エントリー画面に採用されたものです。若者たちにはまだまだ負けません(笑)

「1/2と2倍の法則」と「純・正比例の法則」…この2つの法則をバランスよく融合。

 善福寺川ランナーズはそんな「しなやかでより豊かな人生」づくりを仲間達皆で共有することができます。明るく、楽しく、朗らかに、緑あふれる恵みのコースを仲間達と爽やかに走り続けたいものですね!

※写真は私の故郷のトレランレース「世界遺産・道宗道」ふるさと納税のエントリーに採用

 
 
 

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