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健康オタクの備忘録「乳酸は悪者?」
- 健康オタク
- 2019年8月12日
- 読了時間: 1分

かつて、「疲労物質」として悪者扱いされてきた乳酸。現在は「乳酸=疲労物質」という考えは間違いであると分かってきています。疲労した筋肉の乳酸濃度が高まると、パフォーマンスは低下しますが、乳酸が原因ではないのです。
そもそも乳酸とは?
運動の強度が上がるにつれ、脂肪より糖がエネルギー源として使われるようになります。糖を分解してエネルギーとして使う際、速筋線維から乳酸が産生されます。この乳酸はその後、遅筋線維及び心筋でエネルギーとして再利用されます。つまり、糖を利用する途中でできる乳酸は、老廃物ではなくエネルギー源なのです。
トレーニングに応用!
運動強度を上げていくと、ある強度から急に血中乳酸濃度が高くなります。これが乳酸性閾値(LT)です。GPSウォッチなどで計測できるLTを活用することにより、トレーニングに最適な強度が分かります。
疲労時のエネルギーとなって持久力を高めてくれる乳酸を味方につけて、これからも元気に、楽しく、美しく走り続けましょう!
参考「Wikipedia」
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