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無題のブログ記事

  • 今野充
  • 2019年6月29日
  • 読了時間: 3分

皆様こんにちは、58歳にして大型ルーキーの異名をとる今野充です。善福寺川ランナーズにお世話になって三ヶ月になりますが、改めて自己紹介を兼ねて初ブログを綴ってみたいと思います。昔からどちらかと言えば一人遊びが好きな人間でした。二十代から三十代にかけては、独りオートバイで林道を走り回り、岩魚を追って沢に通い、泥のように眠りたくて東北の山の無人小屋を泊まり歩いていました。家庭を持ち年齢を重ねるに従い山野からは遠ざかり、四十代以降は、本と映画が有ればこの先の人生で退屈することは無いであろう、と思っていました。しかし、現実に定年退職が視野に入ってくると、何か物足りなさを感じ始めていました。そんな折の仙台→東京の転勤辞令でした。学生時代以来35年ぶりの東京暮らしに少しだけ気持ちが若返る気がしたのです。まだ何か出来るのでは?

先ずは身体を動かそうと思い、スポーツジムに通い、川沿いを歩き、走ってみました。たまたま見つけたビラに誘われ、善福寺川ランナーズに加入してみると、其処にはとても生き生きと活動されている諸先輩が多数居られ、含蓄に富む御話を聞くことができるのでした。また、年齢相応の心の平静を得たいと思い、茶道の稽古を始めました。茶道とは、一期一会で亭主と客が相対するものであり、一人では成立しない総合芸術なのだとか。茶室では先生から、歴史と伝統に裏打ちされた興味深い御話が聞けます。全ての道具、しつらえ、所作が持つ意味に、毎回己の無知を思い知らされています。

(更には、オートバイを手に入れようと画策してるのですが、妻に話を切り出すタイミングを未だ計り兼ねているところです。)

現在のところ、ランニングは“ガラスの膝”を抱えて距離が伸びずに苦労しており、ハーフに手が(足が?)届くかどうか。茶道の方も30分も正座を保てず、お点前の途中で“膝伸ばし休憩”を入れる始末です。まして“心の平静”など何時になったら訪れるやら。。。そんな具合で、どちらも進歩は遅いのですが、仕事以外の場で人と接し話を聞くことの楽しさを手に入れる事ができたと喜んでいます。特にこの年齢になると、会社で年長者の御話を聞く機会は殆ど無くなってしまいますので、楽しくまた貴重な機会だと思っています。茶道は、突き詰めていくと金も時間も相当掛かるものらしく、ある程度の心得が身に付いたところで区切りをつけようと思っています。

一方、ランニングは、自分の身体のメインテナンス次第では長く続けられそうです。諸先輩方の『まだまだこれから伸び盛り!』の言葉に励まされながら。思い返すと、東京の住まいを探す際に三軒茶屋と荻窪で迷ったのですが、荻窪に決めたのはとても良い選択であったと思っています。(もっとも、荻窪を推したのは妻の方でしたが) 意志薄弱な私が、賑やかな三軒茶屋で現在の様に健康的な生活を実現出来ていたとは到底思えません。(恐らく連日の肝臓耐久レースに参戦していたことでしょう)

6月末で、2020年12月の定年退職まで残り550日となります。その後の身の振り方は未だ何

も決めていませんが、この先何処へ行っても杉並区・善福寺川は忘れられない場所になり

そうです。     

今野 充(下り坂58)

 
 
 

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